ベイジュのお仕事, ベイジュの部活動

占いカードを作ってみたら、最後が大変だったこと

みなさまこんにちは、スタッフNです。

ベイジュでは、昨年末こっそり占いカードゲームを作っていまして、年始に一部お配りしていたおりました。

その名もBEIJYU ARU ARCANA CARD(ベイジュ アルアルカナ カード)。

もしかしたらお手元にある方もいるかもしれませんね。

今回はそんな、カードを作るときには最後も大変だ(?)というお話です。

 

さて、お年始に配っていたベイジュアルアルカナカード。

どんなものかと言いますと…

「お米」にまつわる精霊(アルカナ)的なものを描き
・今日の運勢が占えたり(きほんは大吉です)、
・今日のおすすめランチを占えたり(お米料理のみ)、
・今日のダジャレが読めたり(特に役には立たない)、
…というシロモノ。

引いてみて、クスっと笑ってもらえたらOKです。

ちなみに、なんでこんなものを用意したのかと言いますと
「作ってみたかったから」でございます。

はい、ワクワク優先です。

年末までにコツコツとイラストを描きまして、デザインが完成。
さて、カードも刷れたし、箱にまとめましょうか…と用意したところ、
こんな感じになりました。

カードの山。

明らかに200枚以上あります……。

そして、外箱の山…。

とりやすいようにバラバラに。

そして、これがそろったのがもう年末。

終業までもう少しだったので
「いっそのこと一気に箱詰めしてやろうか!」と、気軽に始めてしまったのでした。

 

●いま問われる「文化祭実行委員会力」

発注数で換算したところ、カードと箱で200~250セット程度でした。

カードは1セット24枚。

1セットを仮に30秒で作れれば、1時間で120セット。2時間強で終わる計算です。

これならいける!

そう踏んだ我々はカードのアッセンブル作業に取り掛かります。

サササっとカードを取り

1枚ずつぺらり。

1セット完了!

24枚1セットです

5単位で整理…

順に箱詰めしていきます。

と、繰り返して試しに10セット作ってみたところ、約7分!
1セット50秒ほど。計算通りにはいきません…!

しかし我々は、学生時代に文化祭実行委員会を経験した者!
アセンブル作業はなれたものです。

作業台に改良を加え、カードを取りやすいように箱に立てます。

DIY感のある創意工夫が光ります。

これでスピードアップだ!

シュバババ! と作業して10セット制作したところで約6分強!

1セット40秒ほど。もう少しです。

 

それならと、今度は2枚同時にカードを取る作戦を編み出します。

前代未聞の二刀流です。

「きっと倍の速度になるはず!」

…と、アセンブルというよりか、カード並べ競争を繰り返しながら修業を重ねまして……

結果、最速値4分を計測! 1セット約24秒。

目標時間を6秒短縮の世界新記録です!
(ベイジュアルカナカード部門)

世界記録を樹立!

大喜びで「やった!」とハイタッチしそうでしたが、目の前にはカードの山がまだ半分以上残ってたのでした…。

 

●最後まで終わって

すべてそろえてロックスにINしたもの。重いです。

カードをアセンブルする前は、

カードも刷れたし、箱もあるから「あとは並べるだけでしょ」と思っていました。

が、意外にもそこからも大変な作業が残っていたのでした…。

単純に、量があると時間がかかることに加えて、
急いでカードを並べると漏れや重複が出てきて、確認の重要度が増します。

さらに後半は手がカサカサになって、同じカードが2枚あるとかの凡ミスも発生。

印刷物が、きちんと並んで、必要な数あるのって、ありがたいものだなあとしみじみ感じたのでした。

 

ちなみにカードですが、

もし「ベイジュカードが欲しい」という方がいらっしゃいましたら

外箱が地味なカードセットならまだございますので、お声がけくださいませ。

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