ベイジュTRPG部

ベイジュTRPG部 あれもこれもTRPG!
第一回~ロードス島戦記~

TRPG(ティーアールピージー)が好き。

 

皆さんこんにちは!
「コメスタグラム」担当だった「銀シャリ1号」です!!

▲2号はバーニンナウマンダー(その後バーバリアン)になりました

 

米を使った映える写真を撮れとかいう謎の縛りプレイから解放されたので、

私も2号につづいて好きな記事書こうと思います!

コメスタグラム完!!

▲やったぜ

 

さっそくですが私1号、TRPGというものが大好きです。
もうかれこれ十数年、これを趣味として生きてきております。

 

鞄の中に常に複数個のダイス(サイコロ)が入っているくらい生活の一部といっても過言ではありません。まぁ家にもあるんですけど。

▲一般の方が見たことないであろう8面体とか10面体とか20面体ダイスもあるよ

 

そんなTRPGプレイヤーのひとりとして、このゲームをもっと皆さんに広く知ってもらいたい……そう思って(会社のブログを半ば私物化して)今回、TRPGを紹介させていただきます!

TRPGなんてもう知ってるよぉ!って人や、能力値が17だと「あと1……あと1あれば……」って呟きだす人とか映画みた後「あのクライマックス、絶対《ファイト!》が飛んできて《黄泉還り》して《死の舞踏》撃ったよなァ~!!」という人はオチの方までガーっとスクロールしてください。

 

さて、まず最初に皆さん、「TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)」ってご存知ですか?

“テーブルトークRPG、あるいはテーブルトーク・ロールプレイングゲーム(和製英語: Tabletalk role-playing game、英: Tabletop role-playing game)とは、テーブルゲームのジャンルのひとつ。ゲーム機などのコンピュータを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲーム(RPG)を指す言葉である。”(Wikipediaより引用)

 

「ルールのあるごっこ遊び」やら「会話のあるウォーゲーム」……など例える言葉は多いですが、つまるところ、テーブルゲームのひとつ。
主にGM(ゲームマスター)と呼ばれる進行役や他の参加者との会話を通して、プレイされるゲームです。

「で、どんな内容なの?」 って言われると(コンピューターゲームに様々なジャンルがあるように)いろんなことができるよ! みたいな回答になっちゃうのですが、たとえば『ドラクエ3』みたいな剣と魔法の世界で冒険したりできます。

▲ドラクエやりながら「勇者と戦士が互いに掛け合いしながら戦う」とか「僧侶が誰かに応援の言葉を飛ばしながら回復魔法かける」とか妄想しませんでした?

 

ドラクエ3でいうところの、「勇者」をやる人、「戦士」をやる人、「魔法使い」をやる人……など、ひとりひとりの仲間を別々の人間が操作して、会話や演技、戦闘などを行いながら物語を進めていく…とでもいいましょうか。

そしてこのTRPGをひとりで遊べるようにしたものが、コンピューターRPGの前身。

今日のコンピューターRPGにおいてプログラムが行っていること(敵モンスターを操作したり、むらびとに台詞を喋らせたり、物語を用意したり…)を、GMという人間の進行役が行うものがTRPGなワケです。

▲こんなかんじなので、初期のコンピューターRPGには「Dungeons & Dragons(世界最初のTRPG)」の影響がモロに出てます

 

とまぁそんな感じなんですが、歴史とかについてこれ以上細かく知りたい方は、あちらこちらに情報が溢れてるのでもうそちらを読んでください。

今回の本題はそれじゃねぇんだ!!

 

▲とりあえず、よくサイコロを使います

 

そんなこんなでこのTRPGというゲーム、現在は検索すれば初心者向けの説明がドバっと出てくるくらい、(昔に比べれば)かなり知名度が上がりました。
アメリカではもう少し有名とのことですが、私が学生の頃はTRPGなんて「知る人ぞ知る」ゲームでした。

とはいえ、近年はある作品のおかげで飛躍的に有名になり、ある程度サブカルチャーに詳しい方なら「まぁ名前は聞いたことあるよ」くらいのジャンルになったのではないかなと思っています。

 

その立役者こそ、

『クトゥルフの呼び声(クトゥルフ神話TRPG)』

(通称『CoC(※Call of Cthulhu』)

 

▲ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん

 

怪奇小説家・ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが作り上げた、架空の神話体系とその小説群「クトゥルフ神話」をテーマとしたホラー・TRPGです。

このゲーム、私がTRPGを初めた頃(十数年前)はかなり独特の立ち位置というか、「何やるの? あ、クトゥルフ。……クトゥルフかぁ~(心の準備をする)」って感じのゲームだったのですが(※1)、今ではすっかりTRPGの代表みたいな扱いとなっております。実際最初の入り口としてはわかりやすいんですよね。操作するキャラクターが一般人寄りだし。

(※1)私の主観ですが、周囲の同年代TRPGゲーマーに聞いたら「あ~~……(染み入るような頷き)」ってなっていたので大体合ってると思います。
そもそもここ10年くらいで「斬魔大聖デモンベイン」とか「這いよれ! ニャル子さん」とか、題材として「クトゥルフ神話」というものが有名になっていく流れが存在しその上でニコニコ動画における「クトゥルフの呼び声」を扱った動画とかがホラーフリゲー実況とかの流れの中で有名になっていき、東方やアイマスのキャラがTRPGするみたいな動画が発展するとともにさらに創作クラスタの需要にマッチしてSNS上で普及してなんだのかんだ…

と色々歴史はあるのですが、今回の本題はそこではないので一旦置いておきましょう。

というやけでやっとたどり着いたベイジュTRPG部第一回目のテーマ。

かるーーくTRPGのことを聞きかじっていて、「TRPGってアレでしょアレ。けど知らないなぁ~」って思っている方に、「実はこーいう作品もTRPGが関係しているんですよ!」とプッシュして興味を惹こうという企画!!

 

その名も

「あれもこれもTRPG!(第1回)」始まります!!!

 

 ▼あれもこれもその1:30代のオタクの方へ

というわけで今回はこちら、第一回なので一番知られていそうなものを紹介します。
作品タイトルとしてなら、聞いたことあるという人は多いでしょう。

「ロードス島戦記(水野良/KADOKAWA)」です!

※画像出典:ロードス島戦記30周年サイトより ©KADOKAWA CORPORATION 2019 ©水野良・グループSNE
▲ちなみにこちらは新装版です

 

様々なメディアミックスを果たした国産ファンタジー作品の金字塔。小説だけでなく、アニメやらOVAやらありましたね。

「アレクラスト大陸の南に位置するこの大地を人々は呪われた島“ロードス”と呼んだ」……というまさに王道ファンタジー!って感じな始まりの本作。そもそもが「TRPGのリプレイ」(※2)として発表された作品でした。

(※2)TRPGを遊んだ様子を読み物として編集したもの。プレイレポート。日本特有の文化らしいです。

このリプレイを原案とした小説版が、一般的に良く知られている「ロードス島戦記」
小説としてはもちろん、TRPGという分野においても高い評価を受け、
日本の国産TRPGブームのまさに火付け役と言える作品です。

この作品が日本のファンタジー文化に与えた影響は非常に大きかったと言えます。
最近色々な作品で見ることが多い「エルフ」の「長く尖った耳」という特徴なども、本作のヒロイン・ディードリットが始まりだ…と良く言われますね。

※画像出典:「ロードス島戦記オンライン」公式HPより ©水野良・グループSNE 発行:株式会社KADOKAWA ©GameOn Co., Ltd.
▲ハイエルフのディードリット。パーティーの紅一点かつ超人気キャラだが、中の人(TRPG時代のプレイヤー)は…(以下略)

この作品の前にも尖った耳のエルフ自体は存在しましたが(とはいえあまり長くはなかった)、日本におけるエルフのパブリックイメージを作ったことは確かでしょう。

▲けどこういうみたいな「弓を使う」イメージはさらに原典であるレゴラス(指輪物語)ですね。ディードリット魔法剣士だし…

 

歴史のある作品だけあって、「『魔法戦士リウイ』と同じ世界の話なんですよ」とか「アレクラスト大陸って『ソードワールドRPG』の舞台のことなんですよ、『2.0』じゃなくて無印のほうね」とか山ほど小ネタ出てきますんで、フォーセリア(※3)に住んでたっていう人は銀シャリ1号まで連絡ください。バルキリージャベリンへの強い憎悪の話とかもできますから。

(※3)フォーセリア:「ロードス島戦記」や「ソードワールドRPG」における作品世界。いわゆる一般的な剣と魔法の世界であり、ここを舞台とした作品がいくつかあります。なお使われ過ぎて「ソードワールドRPG」の版上げにともない世界ごとアップデートされた。最近のソドワプレイヤーはテン・チルドレンも自由人たちの街道も知らないんだろうなぁ…(寂しさ)。

 

▲どうしろってんだよ(知らない人にはビタイチわからない話)

 

というわけでロードス島戦記でした。

銀シャリ1号が高校生の時、クラス担任に「お前のやってるTRPGというゲームは知らないけどロードス島RPGというTRPGは知っている」っていう叙述トリックみたいなこと言われたのを未だに覚えてるんでピックアップしたんですけど、実際のところ知名度どんなもんなんでしょう? 教えて一般の方々。

 

▼きょうのまとめ と TRPG遊びたい人募集

というわけで、「あれもこれもTRPG!(第一回)」でした。
こんな感じで実はこれもTRPGなんです! っていうものを紹介していけたらな~と思っています。
タイトルにもなってる新世紀エヴァンゲリオンのTRPGとか!

多分実家にあるので発掘してきます。これ、よりによって2種類出てるんですけど…。

 

そして「TRPGってあれでしょあれ…けどどうやって遊んだらいいか分かんないな~けど一回やってみたいな~」って思っている方!!!
「友達とTRPGやりたいなーって言ってるんだけど、全員初心者だから分からない…」って思ってる方々!

 

やりましょうTRPG!!
銀シャリ1号がGMやるから!

 

TRPGに必要なものはメンバー(2~5人)、3~6時間ほどの時間、会話と書き物ができるスペース。(※例外はありますが大体こんな感じ)
1号はトーキョーN◎VA辺りが主戦場ですが、ご要望頂ければどんなジャンル、どんなシステムでも大体はGMできます。

「ファンタジーがいい!」とか「SFがいい!」「現代推理ものがいい!」とかいうジャンル指定頂いても構いませんし、「クトゥルフ神話TRPGがいい!」「ダブルクロスがいい!」「ゴリラTRPGがいい!」「The Skeletons(翻訳版)がいい!!」みたいなダイレクト指定でもOKです!!(流石に翻訳ものは持ってるやつだけで……)

 スペースに関しては会議室とかカラオケボックスで大丈夫。つまり都内ならどこでもプレイ可能!!
メンバーは……なにがしか仲間を集めてきてくれると助かりますが(最初は知ってる顔同士でやるのが一番楽)……いなかったら集めます!!!

ブログのコメント欄にメールアドレス書いていただけたら折り返し連絡しますからお気軽に……!!
もしくは弊社の人間に「ブログ見たんですけど…」って直接お声がけ頂いても大丈夫です!!

あ、とはいえ流石に関東圏だけにしていただけると……。
まぁオンラインセッションとかいう道もあるので……その……

 

とりあえずやろう!TRPG!!

 

※なんなら「うちの会社に来てGMして?」とか言われてもOKです。御社にお伺いしてGMしますよ…!! (やはり日程は応相談で……)

 

 

いかがでしたでしょうか。
TRPGやりたくなりましたか?
我々はいつだって仲間を求めているからレッツTRPG!!

あ、ボドゲでもいいです。弊社TRPGは1号が孤軍奮闘してますが、ベイジュボドゲ部は5人位います。
おーいバーニンナウマンダー改めバーバリアン! ククやろうぜー!

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