足を怪我した時に読むブログ

足を怪我した時に読むブログ②
―足のケガは初動が大事の巻―

さて第1回目がただの愚痴でしたから、今回からお役立ち情報を。

まずは、「けがをした時の初動について」です。
前回の記事で書いた骨折時、「失敗したな」と思ったことがふたつあります。

ひとつ目が「気を遣って♯7119にしたこと」、ふたつ目が「気を遣って週末診療を受けず通常診察を待ったこと」でした。結果、「折れてる」と正式に診断がくだるまで、約1週間ぐらい掛かっちゃったんです。それが、初期治療の選択肢を減らすことに繋がりました。今回は、なんでそうなったかという経緯と対策を以下に記します。

 

 

教訓1「骨折くさい(動けない)時は♯7119より119

7119は、東京消防庁が提供する「救急相談センター」の電話番号です。救急車で搬送するほどではないが、深夜・休日対応をしてくれる病院を、現在いる場所に合わせて3か所ほど紹介してもらえますが……自宅外での足骨折(移動がひとりでは不可能な状態)で、現場が東京都心の場合は、素直に119の方がいいように思いました。

私の場合、♯7119で紹介いただいた病院に複数人同時に電話連絡しましたが、「すべて受け入れ拒否」という結果。(それを2回ぐらい繰り返しても全滅)実は、♯7119で紹介してくれるところ=地区でも有名な大病院ばかりなんです。しかも千代田区は大病院が多いが故、どこも緊急手術でいっぱいいっぱい。電話が繋がらないか、繋がったとしてもこっちが申し訳なくなるほど疲弊された先生方が電話に出る。そして、「上に相談してみます」と言って保留にしたっきり二度と繋がらない…みたいなことになりがち。救急車も受け入れ拒否やたらい回しが問題にはなっていますが、乗れる分にはどっかには着く。…ウン。ホントに動けない場合は「救急車乗っちゃった方が安全確実」です。

自分はどうやって「女子医大」にたどり着いたかというと

「休日 当番医 地区名」でググる

だいたい、地区の自治体HPに当番医の一覧がありますから、近そうなところ片っ端から自力で電話を掛けました。自分は、「区をまたいでも、グーグルマップ上で近いところを探す…」という方式で最初の診療に至りましたが、何時間かかったかな? 結構掛かります。頭の中には内山田洋とクールファイブの「東京砂漠」がループで流れる状態です。とにかくせつない(笑)。

 

教訓2「人様に頼る。できるだけ複数人に助けてもらう」

「救急車を」と言ったのには理由がもうひとつあります。自己判断で「ま、捻挫だろう」と思い、タクシー等で自宅まで友達に肩車とかされて運んでもらったとするじゃないですか。家族がいればいいんですが…ここで完全にひとりになり、かつ、折れてた場合、完全に詰むんです。もはや病院にも行けません。

足を本格的に痛めると、杖なしでは段差を伴う移動がほぼ不可能なんです
東京は段差がバカみたいに多いアンバリアフリー地域です。家に上げてもらっちゃったが最後、何もできなくなります。こういう時は遠慮を捨てましょう。

家族でも友達でも同僚でもいい。「すまん!!!!!!」と言って、そばにいてもらいましょう。

ひとりで外出中に怪我したり、倒れた時も同じです。大きな声で「助けてくださーい」と叫びましょう。私、別件でアニサキスに当たり、駅のホームで動けなくなったことがありますが、叫ばないと「そっと遠巻きにされるだけ」です。東京砂漠恐ろしい…。

 

教訓3 一発目の救急病院は「あくまで緊急対応」と割りきる

救急病院に到着すると、「普通(一方向から)のレントゲン」は撮ってもらえました。が、決定的な診断ではないんです。命に別状もないとなると、帰されます。応急対応(包帯で軽くくるくるする)だけしてもらい、松葉杖を借用。そして、「普通に折れてるだけなら、1週間もすれば足がつけるようになると思うけど…翌日以降に町の整形外科を診療してもらってください」と言われました。

ここが運命の分かれ道。ポイントはふたつ。

救急診療はあくまで緊急対応で、主治医にはなってくれないということ。

松葉杖すら「最大1週間のレンタル」で、すぐ返却しなきゃいけません。これは「明日の朝を迎えるまでの最低限の装備(松葉杖)を貸してくれる」と割り切りましょう。(単身者だと返却すらままならないので辛いんです。折れてるのに1週間で松葉杖付いてもう一式松葉杖返せます? まあ…ゼロ装備より100倍ましですがね)

さらに、主治医になってもらうには、普通の時間に、普通の診療を受ける必要があります。仮に救急対応してもらった病院を受診しても「それはそれ、これはこれ」で1からスタート。ちょっと遠い病院に行っちゃったら、結構長期間通わなきゃなんなくなる。…なので、ここでの選択が結構重要なのです。(続きは教訓4へ)

 

教訓4 大学病院ではないが、そこそこ大きい近所の病院を狙う

私の場合、水曜深夜に負傷…木曜早朝に救急に掛かり、疲れていたので木曜は安静にしていました。そして金曜の朝、「近くの町医者」に行きました。すると「MRIがないので最終判断ができない。紹介状を出した病院に行った方がいい」

という診断を受けました。

週末が重なっていたので、土日は大人しく自宅にて過ごし、翌週月曜日に紹介状を携えて「ちょいと大きな病院の整形外科」に行きました。こちらでMRI、レントゲン等で撮影をし、さらに数日後、現像結果をもとに診察すると…(MRIって現像に時間かかるのよさ)

「足のくるぶしの骨、3つとも折れてるわ。なんで今までほっといたの」と…。

♯7119で連絡した時、断われまくった経緯などもあり、

「ほっといたわけじゃないわい!!!! 東京たらいまわし地獄が悪いんじゃい!!!!!!

と思いましたけども…

結局のところ、足首や膝などの関節って、MRIなど立体的に断面を判断できる材料がないと最終診断できないんです。下の画像は、隣の席の膝をいわしたおっちゃんのレントゲン&MRI画像。レントゲンだとキレイだけど、MRIの断面を観ると、骨と骨の間に余計なものが挟まってますよね?

半月板がめくれて挟まってる。ここまでしないと見えないんです。

さらに「折れている」場合や、半月板が変にめくれちゃってる場合、できるだけ早く手術した方が治りが良いんですね。骨折の場合は、初動ですぐ手術すると1週間で済むものが、私のケースだと診断がつくまでに丸1週間ロスしてる上に、手術日が最短でも1週間後。一番おいしい冒頭2週間を損してることになるんです。

実はその後「金属アレルギー持ちなのでチタンの金属アレルギーテストをする」というハードルも加えると、さらに1週間。それだとほとんどメリット無いんじゃない?? ということで手術自体を見送るんですが…

 

総合すると「変に遠慮してもしょうがねえ」と。
お勧めなのは、まずMRI」「整形」「地区名」でググることです。

そのうえで、①大学病院<以外>であること。②そこそこ規模が大きいところ。が望ましかったりします。病院流浪した結果の感覚ですが、大学病院は、とにかく混んでいます。そして紹介状が必要。ゆえに診察室にたどり着くまで時間が掛かります。

一方、「町の整形外科」ってピンからキリで、ほぼマッサージ屋さんというのも多いんです。そこで「大学病院ではないがそこそこ大規模」がおススメ。リハビリ等も含めると長いこと通う羽目になりますから、職場や家に近い方がいい。坂とか階段がない、平地ベースのところをグーグルを駆使して探した方がいい。というかMRIがある整形外科は結構数が限られるんです。

最初は 「こういう時は“RICE処置”だわ」っと思って、土日おとなしく寝てたんですが…「診断がついてないまま放置」はとても危険だなと思いました。

(※RICE=R:rest(安静)、I:ice(冷却)、C:compression(圧迫)、E:elevation(拳上)の頭文字をとった用語。とにかく最初は動かさずじっとしとれっていう意味)

ちなみに「膝をいわせた隣人」も、足をピョコタンピョコタンとひきづってる期間が長すぎたため、私が掛かった病院の診察を勧めました。「大丈夫だと思うけど?」と言われながら一応MRIを撮影していただいた結果、半月板が嫌な形に損傷していることが分かり、そのままにしていると悪化するからできるだけ早く手術ということになったので、ほぼ確信に…。

昼間、できるだけ早く、中ぐらいの規模の病院で「診断」してもらおう

というのが、本日の結論です。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です