代表は完璧な下戸<ゲコ>ですが、取締役は蟒蛇<ウワバミ>である「プロダクションベイジュ」。飲酒に関しては寛容な組織です。
そこでこっそり活動しているのが、日本酒のおいしさをポエミーにレビューする「ポン酒ポエム部」。記念すべき第一回は「越後 杜氏の里」です。
名前 |
越後杜氏の里(えちごとうじのさと) |
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カテゴリ |
純米 |
製造元 |
頚城酒造株式会社(くびきしゅぞうかぶしきかいしゃ)【公式HP】 |
精米歩合 |
60% |
日本酒は、日本酒度や酸度、純米、吟醸/大吟醸などの製法の違いで味が表現されます。(日本酒度が高いと辛口、とか)。この辺のワードがちょっぴり難しいので、なんとなく飲食店でも「知っている銘柄」を選んでしまうことも多いのではないでしょうか。しかし、よっぽどなものや管理が悪いものなどを除くと、イマドキの地酒はどれも一定以上においしいし、個性的。この「おいしさ」を酔っぱらった勢いに任せて歌いあげるのが「ポン酒ポエム部」です。
里の祭りのアナタ
作詞:日本酒ポエム部
冷蔵庫をのぞくと、そっと見かけた「松前漬け」
あなたはいつも控えめだけど、
杜氏の里の祭りでは、いつもより輝いて見えた
この里は 香りほのかに 余韻はCOOL
松前漬け… メインディッシュが登場すると
スッとセンターを明け渡す
オトナになった今 アナタみたいな人が
里を輝かせていたって気づいたんだ
(……誰??)
……決して目立つタイプではありませんが、とにかくアテがおいしくなるお酒です。(今回のアテはポエムの通り、お正月の残り物の松前漬け)和食に合わせる日本酒として、前に出すぎずちょうどいい具合。この控え目さが「ポン酒ポエム部第1回」にふさわしいと感じました。さすが「米、水、人新潟100%」。米どころのお酒だわという印象です。
美味しくいただきました。ごちそうさまでした。