みなさん、自粛されていますか? 弊社も自粛していました。
しかし自粛中の神保町では、さまざまな変化が起こっておりました。
今回は、近隣在住の自転車民が密を避け、神保町をレポート。
これからの神保町新生活様式のご参考にいかがでしょうか。
●食べもの
かなりのお店がテイクアウトサービスをしてくださるようになりました。
ランチタイムが幅広くなり、良い感じのお持ち帰り品が大量に提供されています。
(店舗さんは、大変なのだと思いますが…食難民にはありがたい限り)
(↑田酔神保町店のお弁当。だしまきたまごがふわっふわ&白ご飯がおいしい。)
この状況になる前は、みんな19時ぐらいに連れ立って食事に出るか、コンビニに何かを買いに行くことが多かったんですが、緊急事態発令後は、夜になるとリアルに店が閉まってしまうので(連休中はコンビニもしまりました) 用事があって出勤してきたスタッフは、夕方6時の千代田区の放送が鳴ると、「テイクアウト」を求める旅にでるようになりました。
普段だったら一人で食べきれなかったメガ盛りランチ+ちいさなお惣菜をペーパープレートに分けると2人分になったりもします。ラーメン屋さんも器に工夫してテイクアウトをされています。
(↑下のピザ屋ことジオピッポのテイクアウトピザ。テイクアウトする距離ではないのだが。)
居酒屋さんでは、「お刺身定食」「ゆでたてのサザエ」「明太子」「豚肉のリエット」「ワイン」なんてものまでテイクアウトしています。むしろ自粛以前より食生活が豊かになっているような気さえする…
(↑写真はジオピッポさんの特価ワインと、成城石井のお惣菜。)
(↑こちらは森のブッチャーズのステーキ弁当。フレッシュなサラダがありがたい。900円もありがたい。)
(↑みさち屋はまさかの刺し盛もテイクアウトOK。ご飯・お味噌汁・漬物で+200円。ご飯はお茶碗2杯分位。)
●マスク他 衛生商品
マスクは、ピンからキリまでさまざまでした。緊急事態宣言直後は絶望的に店頭から消え、不思議マスクがあちこちで売られていましたが、今はもうだいぶ改善されていますね。カンダコーヒーさんでは手作りのオシャレで安価なガーゼマスクを販売しておられますし、薬局でも、タイミングを見計らえば、国産メーカーの個包装マスクが定価で売っています。
あわてず、さわがず、買いすぎずです。
一方、アルコール消毒液やアルコールウエットティッシュはいまだ品薄です。地元のホームセンターなどで調達した方がよさそうです。神保町の街角でも、一部のお店で売り出されていたりしましたが、フワッと買うには難易度の高い感じ。写真は某所での量り売りポスターですが…
商品名だけだと、素人にはアルコール濃度が分かりにくいかもなと思いました。調べてみるとむしろあい味(あいまい)シリーズのバリエーションの豊かさに驚愕。みりん屋さんなのですね。もともと。それで食品添加用アルコールも展開されていると……。
名前はあいまいですが、濃度はあいまいじゃなかった。(疑ってすいません)。
手指消毒に使う場合、エタノール濃度「70%」ぐらいが適正とされていますから、これはちょうどいいようです。雑貨店で売っている小さいサイズの消毒薬の方が、濃度が書いていないものが多かった印象。こちらは気を付けた方がいいかもしれません。
●ウエブカメラ ヘッドセット
やれZOOMだTEAMSだと急激に機会が増したテレビ会議。お家ではノートパソコンでも、事務所ではデスクトップパソコンの方が多いんじゃないでしょうか。そんな時必要になるのが、ウエブカメラやヘッドセットです。ネットショップではマスクばりに高騰していましたし(一時期五桁行ってましたね)、秋葉原に行って探すのもなぁ…混んでるっぽいしなぁと思っていましたが、実は神保町交差点近くのあのお店で…カメラは500円、マイク付きイヤフォンは、なななんと50円で売っていました。
しかもカメラは、箱から出すとイカス赤青メガネ付き!(笑)。
型落ちジャンク品ですが、ZoomでもTeamsでも問題なく使えました。
●リモート会議のメリット
自宅作業中のスタッフ同士でのリモート会議も増えました。弊社は狭いので、社内で会議すると照れ屋さんはうまく話せなかったりするんですけど、ヘッドフォンで、モニターに資料を表示しながら会議すると、普段あまり話さない人からいい意見が出るようになっている気がします。自分でやってみても、緊張しないで済むんですよね。
しかも弊社スタッフ、「どれが一番いいのかしらねえ」と模索していた時期があったため、ほぼほぼひととおりのソフトを使った気がします。(Zoom Teams チャットワークライブ、LINEビデオ通話etc…)機材もそろったし、あれこれやった経験もありますので、ぜひウエブ会議に誘ってください。ビデオ会議取材や配信のご依頼もウエルカムです!
●これからについて
生活必需品ではない「書籍」や「イベント」のお仕事に携わる以上、さまざまな案件が延期になったり、中止になったりしました。神保町の書店さんも、営業時間を短縮されていました。でも、開店時の人は増えていたように感じます。自粛していると楽しいことが欲しくなりますし、初めてのゲームやお料理に挑戦! という時には、やはり本がほしくなります。そして、緊急事態のさまざまな施策を観ていると「通訳(難しいことをかみ砕く)」お仕事はまだ可能性がありそうだな、とも思っています。
これから先、2020年2月より前の日常が戻ってくるのかどうかはわかりませんが、それ以前からうすうすわかっていた問題点にキチンと向きあいながら、社員一同「もっと楽しく、もっとシンプルに暮らすご提案」を続けていきたいと思った所存です。