あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
みなさまに送らせていただいた、弊社年賀状。
スマートフォンにアプリ「COCOAR2」をインストールしていただいて、こちらの年賀状をスキャンしていただくと…
ちょっとしたショートムービーが流れます。
読み取り方はこんな感じ。アプリを立ち上げて年賀状を「スキャン」!
スマートフォンアプリ「COCOAR2」はこちらからダウンロードしてください。
iOS版はこちら
Android版はこちら
※COCOAR2の使い方はこちら
さて、こちらの年賀状の写真は、「釜」です。羽釜。
年賀状をどうするか、という社内会議の場で
「ベイジュという名前にちなんで、“米”がらみのものがいいよね」
「だったら、かまどで米をたいてみたい!」
と適当なことを言ったら、代表から釜が提供されました。
火がぱちぱち燃えるところを撮るなら、夕暮れ狙い。
でも、秋の日はつるべ落としです。米も20分もあれば炊けてしまいます。
撮影は一発勝負です。
そこで我々なりに準備を万端整え、2018年晩秋・神奈川県某所(つまり本社)にて撮影が決行されました。
まずは薪割り。スコーンと鉈をふるって…
と思いましたか?
実はこれ、ただのイメージカットです。最近の薪はAmazonから届きます。密林ではなく通販の方。
ピッチリはいってます。これをイイ感じに並べまして…
レンガも並べ、かまどをおいて…
カメラをスタンバイ。
米もばっちりとぎまして
弊社代表お手製の銘板をかまどに装着し…
いよいよ着火です。
いい感じに湯気が出てきました。
かくして撮影は快調に進むかに見えたのですが…
思わぬ落とし穴が待っておりました……
さて途中で登場しましたこの銘板。
なんだか「ぐんにゃり」してますよね?
これ…実は鉛の板に鏨(たがね)で刻印したものを、強力な磁石で釜に貼り付けていました。
しかし撮影中、なぜかボロボロ落ちるんです。炊く前はバッチリくっついていたのですが、火を焚くと、ポロポロ落ちる。銘板が熱でゆがむからかしら…?? と何度も別のものを付け替えたのですが、必ず数分後に落ちる。
いっそ銘板を外し、磁石だけ釜に貼り付けても…落ちる!!!!!??
ということでグーグル先生に「磁石 熱」でお問い合わせしてみましたところ「マグファイン」さんの提供するサイト「磁石の学校」にたどり着きました。
こちらとても勉強になります。おススメ。
そこで教えていただきました「キュリー温度」なるものが、この騒動の鍵を握ります。
磁石が磁石でなくなる温度
あの放射能の実験で有名な「キュリー夫人」の旦那さんが見つけた温度。
ものすごくざっくり言うと……磁石って、一定温度以上にすると、磁石じゃなくなるんだって!
ビックリしましたわー。みなさん知っていましたか?????
我々、誰も知りませんでしたわ……
学校で「地球は大きな磁石だ」って習ったし、地球の真ん中はドロドロのマントルですから、ドロドロになっても磁力は消えないって思ってたんです。まさか熱のせいで磁石が磁石じゃなくなるなんて思いもしなかった…。
いやー何歳になっても「新発見」ってあるものだなあと。感心しておりましたところ………
冒頭にもどります。
秋の日はつるべ落とし。
お米は20分で炊けるんです。
そりゃぁ……当然……だいたい結末はわかると思いますが
続きは動画で……。
何事も経験が大事です。
やってみないとわからないことがいっぱいあります。
これからもベイジュはコツコツ自分たちの手で、ものづくりに邁進してまいります。
2019年も引き続きどうぞよろしくお願い致します!